蒲生神社(宇都宮市塙田)

神社

蒲生神社
(がもうじんじゃ)
宇都宮市

第27代横綱栃木山守也寄進の一之鳥居です。

蒲生神社は栃木県庁西側トンネル通り沿いに建つ一之鳥居から石段を登った先に鎮座する江戸後期の学者蒲生君平を祀った神社です。
栃木県全域から受験生が合格祈願に訪れるこの神社は桜の名所でもある八幡山公園内にあり、春には境内にある枝垂桜が見ごろを迎えます。

ご由緒

大正元年、蒲生君平先生九十九年祭執行の際、神社創建の話が起こり『蒲生会』が結成し、栃木県民あげての賛同により大正十五年七月に蒲生神社本殿が竣工された。その後、『蒲生会』は『蒲生神社奉賛会』となり県下をはじめ全国に多くの崇敬者を得て今日に至っている。(参照:蒲生神社公式サイト

ご祭神

蒲生君平(がもうくんぺい)
宇都宮市に生まれた江戸後期の学者。
全国の天皇陵や旧蹟を巡りって山稜誌を著した。

ご神徳(ご利益)

学業成就 合格達成 就職達成

景色

石段

一之鳥居をくぐってすぐに石段があります。
石段の先にある大きな枝垂桜は毎年春になるときれいな花を咲かせます。

参道

拝殿に続く砂利が敷かれた参道の脇にも枝垂桜が記念植樹されています。

手水舎

手水舎は参道左手にあります。
奥に建つ絵馬掛には合格を祈願するたくさんの絵馬が奉納されています

二之鳥居と狛犬

拝殿前には二之鳥居が建ちます。
両脇には一対の狛犬と石灯篭があり、その手前に由緒案内板があります。

拝殿

参道の突き当りには歴史を感じる落ち着いた造りの拝殿があります。
学問の神ということで合格祈願ののぼりばたが立っています。

学問の神 御柱

二之鳥居の隣に建つのは学問の神 御柱です。
この御柱の横穴に一度で筆記用具を通すことができれば、「難問を通り抜ける」ということで蒲生神社の学問の神様である蒲生君平が願いを叶えてくれるそうです。

明石

学問の神御柱の横には、大相撲初代横綱 明石志賀之助(あかししがのすけ)の石碑があります。
明治33年に御本丸に建立され、その後昭和26年に蒲生神社に移されたそうです。

明石 志賀之助(あかし しがのすけ)は、下野国宇都宮(現:栃木県宇都宮市)出身の元大相撲力士。初代横綱(江戸最初の横綱)。
江戸時代前期に実在した人物とされ、日本相撲協会が2020年現在で初代横綱に認定している。従来の力業だけでなく相撲の技に関しても多く研究し、現在でも基本とされている四十八手の技を考案した人物とも言われている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

周辺のスポット

神社に隣接する八幡山公園は、春になると満開の桜が美しい宇都宮市の桜の名所です。
合格を伝える通知に「サクラサク」と書かれていた時代があったと聞いたことがありますので、桜繋がりで縁起の良い蒲生神社で合格祈願してみてはいかがでしょうか。

アクセス

住所
栃木県宇都宮市塙田5-1-19
電話
028-622-4852
駐車場
あり(八幡山公園駐車場)
最寄り駅
JR宇都宮駅から約2.0㎞
最寄りバス停
関東バス:栃木県庁舎前

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