樺崎八幡宮
(かばさきはちまんぐう)
足利市
樺崎八幡宮は足利市東北部の国指定史跡樺崎寺跡にたたずむ足利氏ゆかりの神社です。
北関東自動車道足利ICを下りて国道293号線を東進するとすぐ現れる大きな案内板を北に曲がると、石段や池など整備がすすむ樺崎寺跡にその姿を見つけることができます。
ご由緒
鑁阿寺の開基足利義兼が一族の菩提のために創建した樺崎寺の境内に、正治元年(1199年)3代目義氏がお堂を建て八幡神を勧請し義兼の霊を合祀したことに由来する。
本殿は天和年間の再建といわれ、昭和六十三年からの保存修理で本来の造りであった隅木入春日造(軒唐派風)に復元した。
本殿の床下には「足利義兼公御廟」と書いた墓標が立っており、中世の寺院跡として国指定史跡となってる。
ご祭神
主祭神
誉田別命(ほんだわけのみこと)
仲彦天皇(仲哀天皇)の第四皇子で母は息長足姫命(神功皇后)。
武運の神とい相殿う一面から源氏が氏神とした八幡神としても知られ全国の八幡宮(八幡神社)に祀られている。
配神
源義兼公(みなもとのよしかね-こう)
ご神徳(ご利益)
景色
二之鳥居
左右順番にくぐることでご利益をいただける茅の輪が奉納された二之鳥居です。
右手の看板には「悪病除払」の文字が見えます。
手水舎と石段
社殿に向かう石段です。
手前右側には手水舎、両脇には石灯篭がバランスよく配置されています。
拝殿
白壁の拝殿は寺院の中に建てられた神社ということもありどことなくお寺のお堂のような印象を持ちました。
本殿
横から見た本堂の風景は周囲をたくさんの木々に囲まれ落ち着いた雰囲気です。
すぐとなりにそびえ立つご神木はそんな木々の中でも特に立派な古木でした。
神楽殿
境内右手には神楽殿があります。
神楽殿の脇には開運の小道と名付けられた参道があります。
開運の小道
正面参道の右手にある開運の小道と名付けられたもう一つの参道です。
参道の入り口にある朱色の鳥居は菅原道真公が祀られた境内社天満宮です。
樺崎寺跡
神社の横では樺崎寺跡の整備工事が行われていました。
完成すると広くてきれいな公園になるようです。
アクセス
住所
栃木県足利市樺崎町1723
電話
0284-41-3504
駐車場
あり
最寄り駅
JR足利駅から約6.0㎞