乃木神社(那須塩原市石林)

神社

乃木神社
(のぎじんじゃ)
那須塩原市

乃木神社は那須塩原市の南部、JR西那須野駅から約2㎞の地に鎮座します。
陸軍大将乃木将軍夫妻が祀られた神社に向かう参道脇には桜の木が立ち並び例年多くの人が花見に訪れます。

ご由緒

乃木神社は乃木将軍として親しまれる乃木希典命ご夫妻を祀る神社です。
明治45年崩御された明治天皇の大葬が行われた9月13日夜、ご夫妻は殉死を以て明治天皇のご聖恩に報いられました。

辞世の句
うつし世を神去りましし大君の御あと慕ひて我は逝くなり  希典
神あがりあがりましぬる大君のみあとはるかにをろがみまつる  希典
出でましてかへります日のなしときくけふの御幸に逢ふぞかなしき  靜子

大正3年、乃木神社初代宮司となる大田原神社手塚元氣宮司によりご夫妻が休職期間を過ごした別邸の傍に将軍の神霊を土徳の神として祀る神社の創立が提議され、大正5年鎮坐奉祝大祭が斎行されました。(参照:乃木神社公式サイト

ご祭神

主祭神

乃木希典命(のぎまれすけのみこと)
江戸時代末期から明治時代に活躍した長府藩(山口県)出身の武士であり陸軍大将。
長府藩士として戊辰戦争に従軍した後明治新政府軍に参加する。
大隊長として従軍した西南戦争では敵に軍旗を奪われるという失態を犯すが、その後日清戦争や日露戦争で旅順を落とす戦功を上げ、海軍の東郷平八郎と並ぶ名将として世界的にその名を知らしめる。
1912年、明治天皇が崩御した際に妻とともに切腹し殉死した。

配神

乃木静子命(のぎしずこのみこと)

ご神徳(ご利益)

文武両道 家内安全 土徳勧農

景色

参道

500m以上まっすぐに続く参道は舗装され乃木通りと呼ばれています。

手水舎

二の鳥居の左手前に立派な手水舎が建っています。
参詣時は手水岩にたくさんのアヒルが飾られていました。

拝殿

切妻平入りの大屋根が見事なガラス張りの拝殿です。

手前には茅の輪が奉納されています。

境内

乃木希典将軍像

境内を見守るように建つ乃木将軍の像は、コロナ感染予防のためフェイスシ―ルードを装着しています。

拝殿前の狛犬もまた予防のためマスクをしていました。

神馬舎

生駒神社

蟇沼用水

細石

陸士林

境内奥には陸士(陸軍士官学校)出身者により献木された林が広がります。

入り口付近には祖霊社がありました。

アクセス

住所
栃木県那須塩原市石林795
電話
0287-36-1194
駐車場
あり
最寄り駅
JR西那須野駅から約2.2㎞

 

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