木幡神社(矢板市木幡)

神社

木幡神社
(きばたじんじゃ)
矢板市

木幡神社は矢板市中心部から少し南に位置する木幡に鎮座する征夷大将軍・坂上田村麻呂ゆかりの塩谷郡総鎮守です。
道路沿いに建つ朱塗りの鳥居の奥に見える楼門は国の重要文化財に指定されています。

ご由緒

人皇50代桓武天皇御宇延暦14年(795年)に征夷大将軍坂上田村麻呂が山城国宇治郡(現京都府宇治市)鎮座の許波多神社を勧請したのが始まりとされています。
(参照:境内案内板)

ご祭神

正哉吾勝勝速日天忍穂耳命(まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)
天照大御神と須佐之男命との誓約(うけい)において生み出された五男神の第一神。
高皇産霊神(たかむすびのかみ)の娘である万幡豊秋津師比売命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)との間に、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と天火明命(あめのほあかりのみこと)の二神を生んだ。
日本の初代天皇である神武天皇の高祖父にあたる。

ご神徳(ご利益)

勝運 家内安全

景色

楼門

「塩谷惣社大明神」と書かれた神額が掲げられている楼門は、室町中期の建立で昭和25年には国の重要文化財に指定されました。

参道

楼門をくぐると石畳の参道が拝殿まで続きます。

手水舎

拝殿

石段を登り正面にある拝殿には神仏混合の名残である「正一位木幡社 日光山大明神」と書かれた神額がかけられています。

鉄灯籠

市指定文化財と案内された鉄灯籠は、元和3年(1617年)徳川家康の一周忌に土佐藩2代藩主山内忠義が日光東照宮に寄進したものだそうです。

境内社と神輿舎

境内には稲荷神社をはじめ小さな祠や石碑が建てられています。

神輿庫は格子の間から内部を覗くことができました。

無盡水

本殿裏手にはどんな日照りにも絶えた事が無いという無盡水が湧き出ています。
案内板によると“「生命」「財」の尽きない願望により信仰されている”そうです。

アクセス

住所
栃木県矢板市木幡1194‐1
駐車場
あり
最寄り駅
JR矢板駅から約2.5㎞

 

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