那須神社(大田原市南金丸)

神社

那須神社
(なすじんじゃ)
大田原市

那須神社は栃木県の北部大田原市(旧大田原市と旧黒羽町の境付近)に鎮座します。
鎌倉時代初期の弓の名手として知られる那須与一ゆかりの神社であることから、そばには道の駅「那須与一の郷があります。

ご由緒

第16代仁徳天皇の御代下野国国家鎮護とし本地に金瓊を埋め塚を築き祠を乙祠のが始めで坂上田村麿東夷征討の時、この地に応神天皇勧請し金丸八幡宮と号し奉った。
その後那須氏の氏神となり那須与一宗隆が扇の的を射る時、当社八幡大神、温泉大社を中心に念じ名声天下に博したので土佐杉で社殿を再建した。
明治6年に那須神社と改称した。
(参照:栃木県神社庁公式サイト)

ご祭神

主祭神

応神天皇(おうじんてんのう)
諱(いみな)は誉田別尊(ほんだわけのみこと)。
仲彦天皇(仲哀天皇)の第四皇子で母は息長帯姫命(神功皇后)。
武運の神という一面から源氏が氏神とした八幡神としても知られ全国の八幡宮(八幡神社)に祀られている。

配神

別雷命(わけいかづちのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

須佐之男命(すさのおのみこと)
火産霊命(ほむすびのみこと)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
高龗神(たかおかみのかみ)

ご神徳(ご利益)

家内安全 五穀豊穣 心願成就

景色

参道

一の鳥居をくぐると手入れされた砂利の参道が二の鳥居へとまっすぐ続いています。

砂利敷きの参道はやがて石畳にかわり、大きな石灯篭・太鼓橋・楼門へと続きます。

楼門

国の重要文化財に指定された色鮮やかな楼門にかけられた「八幡宮」の神額が、かつて「金丸八幡宮」と呼ばれたいたことを今に伝えています。

手水舎

拝殿

歴史を感じる拝殿は経年劣化が激しいこともあり約10年かけ補修工事を実施することになったそうです。

境内社

楼門の脇や本殿の周りにはいくつもの摂末社が鎮座しています。

金丸塚

本殿裏には、奈良別命(ならわけのみこと)が国家安定のため金瓊(きんけい=黄金の玉)を埋めたとされる金丸塚があります。

奈良別王(ならわけのみこと)とは
第16代仁徳天皇の時代に下野国造として赴任した人物。

アクセス

住所
栃木県大田原市南金丸1628
電話
0287-22-3281
駐車場
あり
最寄り駅
JR西那須野駅から約10.5㎞

 

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