安住神社(高根沢町上高根沢)

神社

安住神社
(やすずみじんじゃ)
高根沢町

安住神社は全国認定第1号のバイク神社と関東一を誇る明神鳥居で有名な神社です。

県道宇都宮向田線を烏山方面に向かって車を走らせ、宇都宮市東部ゆいの杜地区を抜けると右手に朱塗りの大きな鳥居が見えてきます。
お正月の大鏡餅で有名だった安住神社ですが最近はバイク神社のイメージが大きくなっているようで、参拝した日は平日午前中でしたがライダーを複数人見かけました。

ご由緒

草創は平安初期の昌泰2年(899年)初代宮司新井吉明が国家鎮護のために摂津住吉大社の大神の御分霊をこの地に勧請したものです。明治維新前には正一位安住大明神と称されましたが、維新後には安住神社と改称して郷社になり、その後村社となりました。
(参照:境内案内板)

ご祭神

底筒男命(そこつつのおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
表筒男命(うわつつのおのみこと)
黄泉国から伊邪那美命(いざなみのみこと)を引き戻すことができなかった伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊を行ったときに生まれ出たとされる。
住吉大社の第一から第三本宮に鎮座するため総称して住吉三神とも呼ばれる。

息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
気長宿禰王(おきながのすくねのおおきみ)と葛城高顙媛(かずらきのたかぬかひめ)の子。
仲哀天皇の皇后である神功皇后。
巫女的な女性で仲哀天皇の死後、神の託宣に従って新羅を攻めた。

住吉三神は住吉大神とも呼ばれますが、その場合には住吉大社にともに祀られている息長足姫命を含めることもあります。

ご神徳(ご利益)

安産 厄除 方位除

景色

神門

鳥居をくぐるとすぐに神門があります。

両サイドに奉納されている黄金に輝く狛犬には金運上昇を祈願してお参りする人もいるようです。

参道

木々の間を抜け朱塗りの拝殿に続く参道はきれいに整備されています。

手水舎

立派な手水舎の横にはたくさんの絵馬が奉納されていました。

手水岩の前に立つと案内板に書かれた巫女さんが作法を教えてくれています。

神楽殿

横に大きな絵馬が飾られ神楽殿の様子はよく見えませんでした。
絵馬の前には参拝記念の日付が入った顔出しプレートが設置されています。

 

拝殿

拝殿には立派なしめ縄が奉納されているのが見えます。
ここにも記念写真を撮るために設置された日付入りの参拝記念看板と七五三を描いた絵馬や巫女さんのプレートが立っていました。

境内社

バイク神社

全国認定第一号というバイク神社には各地から参拝したライダーたちの写真が壁一面に貼られています。
因みにここにも顔出しパネルがあります。

天満宮

学業や芸事の神である菅原道真公を祀った天満宮では、学業成就や合格祈願、芸道発達のご利益をいただくことができます。

子宝神社

子宝や安産のご利益がある子宝神社には男女のシンボルを模したご神体が祀られていました。
「男根に願いを込めて…」と書かれた案内板下のプレートを裏返して1組ずつお参りするようです。

ご神体の写真掲載は自主規制しました。気になる方はご自身の目でご確認くださいね。
生子神社

大鳥居から入ってすぐ、神楽殿を挟んで天満宮の反対側には生子神社があります。
子育てのご利益をいただくことができる神社です。

ヘリコプター神社

東日本大震災を機に駐車場にヘリポートが整備され、それに合わせてお祀りされた神社のようです。

もちろんここにも顔出しパネルがあります。

さいごに

子供のころに参詣して以来久しぶりの安住神社でしたが、境内のいたるところが整備され記憶にあったイメージとずいぶん違ったとてもきれいな神社になっていました。
いたるところにポップな案内板や顔出しパネルなどが設置され、アミューズメント要素が強い神社という印象なので小さい子供でも飽きずにお参りできるのかなと感じました。

アクセス

住所
栃木県塩谷郡高根沢町上高根沢2313
電話番号
028-675-0357
駐車場
あり
最寄り駅
JR宝積寺駅から8.0㎞

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