八雲神社
(やくもじんじゃ)
足利市

足利市中央部、渡良瀬川の少し北にある足利公園の一角に八雲神社は鎮座します。
2012年の火災で社殿を焼失しましたが、多くの人たちの支援や協力により再建されたそうです。
森高千里さんの「渡良瀬橋」で歌われたので最寄りの橋が渡良瀬橋だと考えますが、すぐ南にある橋は緑橋という名前です。
ご由緒

日本武尊命が東征の途次、出雲大社の御祭神を勧請したのが創建と伝えられています。貞観11年(869年)には清和天皇が東国第一勅願所と定め、疫病退散、国家安泰を祈らせました。(参照:八雲神社公式サイト)
ご祭神
主祭神
素盞嗚男命(すさのおのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟で、高天原(たかまがはら)では悪、罪、穢(けがれ)の化身、葦原中国(あしはらのなかつくに)では開祖の神とされる。
三種の神器の一つ草那藝之大刀(くさなぎのたち)を天照御大神に献上。
配神
櫛稲田媛命(くしなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
火具土命(かぐつちのみこと)
ご神徳(ご利益)
景色
参道の石段

石段の下から見上げた二之鳥居と拝殿です。
左右対称の人工物と非対称の木々の組み合わせが美しい景色です。
手水舎


石段手前には森高さんも手を清めたであろう手水舎が、その奥、石段手前には道祖神の石碑があります。
拝殿

現在の拝殿は伊勢神宮の式年遷宮に伴い解体された社殿を譲り受け移築されたもので、先代の拝殿は2012年に火災で焼失してしまいました。
境内


拝殿右手には立派なご神木がそびえ立っています。
1993年に発売された森高千里さんのヒット曲「渡良瀬橋」の歌詞に登場した縁なのでしょう、境内には森高さんが植樹した藤の木がありました。
境内社


ご神木の裏手には鳥居が二つ並びます。
参拝時、境内社の一部は改修作業中のようで大黒様が足場に隠れて正面から撮影できずちょっと残念でした。
足利公園



神社は足利公園に隣接しているため、正面駐車場からはもちろん境内奥の石段からも公園に抜けることができます。
所々に古墳の案内板がありました。
さいごに
森高千里さんの歌「渡良瀬橋」の歌詞で以前からその存在は知っていましたが参拝したのは今回が初めてでした。
参拝後せっかくなので渡良瀬橋まで歩いてみようと思ったのですが、地図を見たところまあまあの距離だったので断念、車で渡ることに。
結果「渡良瀬橋」の歌碑も車の窓から一瞬見ただけで終わってしまいました。
アクセス
住所
栃木県足利市緑町1丁目3776
電話
0284-21-8801
駐車場
あり
最寄り駅
JR足利駅から約2.5㎞


