塩竈神社(矢板市)は、塩の神様を祀った伊達政宗や勝海舟にゆかりのある神社です

神社

塩竈神社(しおがまじんじゃ) 矢板市

塩竈神社は市役所からもほど近い矢板市中央部に鎮座する神社です。
映画もヒットした「鬼滅の刃」のメインキャラクターである竈門炭治郎の「竈」の文字と結び付け、聖地巡礼に訪れるファンの人たちが増えたそうです。

ご由緒

天正8年(1580年)9月現在地に遷座、もとは日本一社下野国塩竈神社といいます。
この矢板市では、塩田・高塩など塩のつく地名が多く、岩塩が豊富に採れました。
塩土翁命が人々に製塩、安産、畜産の方法を授けたといわれています。
後世には伊達政宗も当社を参拝しました。
(参照:塩竈神社公式サイト

ご祭神

主祭神

塩土翁命(しおつちおじのみこと)
記紀神話に登場する潮流を司る神。
海幸山幸神話では、兄海幸彦(火闌降命/ほのすそりのみこと)の釣針をなくし困っている山幸彦(彦火火出見尊/ひこほほでみのみこと)に海神の宮(わだつみのみや)への道筋を示し、神武東征の際には東方によい国があることを神武天皇におしえた。

武甕槌命(たけみかづちのみこと)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が十拳剣天之尾羽張で火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ/火神カグツチ)の首を斬りおとしたとき、剣の根元についた血が岩に飛び散り生まれた剣神。
葦原中国(あしはらのなかつくに)では經津主神(ふつぬしのかみ)と共に大国主命(おおくにぬしのみこと)に国譲りを承諾させた。

経津主命(ふつぬしのみこと)
日本神話に登場する磐筒男神(いわつつのおのかみ)と磐筒女神(いわつつのめのかみ)の子であり香取神宮の祭神。
葦原中国(あしはらのなかつくに)では武甕槌命(たけみかづちのみこと)と共に大国主命(おおくにぬしのみこと)に国譲りを承諾させた。”

配神

天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
素盞嗚命(すさのおのみこと)
別雷命(わけいかづちのみこと)
火具土命(かぐつちのみこと)

事代主命(ことしろぬしのみこと)
少彦名命(すくなびこなのみこと)

大物主命(おおものぬしのみこと)

ご神徳(ご利益)

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景色

参道

拝殿に向かい真っすぐに進む参道はコンクリートで整備され、その脇にはいくつもの石碑や石像が並んでいました。

手水舎

参道の途中にある手水舎も土台や柱がコンクリート製の重厚なものでした。

拝殿

コロナ対策でしょう。拝殿の鈴緒は柱に括り付けられていました。

拝殿内には勝海舟により明治31年揮毫奉納された社額を見ることができます。

神楽殿

境内

社殿の周りには稲荷神社をはじめいくつかの境内社の祠が並んでいます。
また、駐車場付近には何かいわれがありそうな大きな岩が置かれていました。

アクセス

住所
栃木県矢板市上町6-11
電話
0287-44-1823
駐車場
あり
最寄り駅
JR矢板駅から約1.6㎞

 

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