大原神社(足利市大前町)

神社

大原神社
(おおはらじんじゃ)
足利市

大原神社は足利市西部JR両毛線沿いに鎮座する坂西各村の総鎮守です。
神楽殿前の案内板によると、平将門の腹が飛んできて埋葬されたという伝説があり腹部の病気や安産に霊験あらたかという信仰があるようです。

ご由緒

本社は人皇第十二代景行天皇の御代、日本武尊が東征の帰路台山に登り前方の豊に稔る田野見渡され国家鎮護の為に山城国(京都)の大原野神社を勧請して建てられ、中世以降は坂西各村の総鎮守として栄えた。
(参照:境内案内板)

ご祭神

天児屋根命(あめのこやねのみこと)
天岩戸神話では岩戸の前で祝詞を唱え天照大御神(あまてらすおおみかみ)を引き出すことに成功し、天孫降臨神話では邇邇芸命(ににぎのみこと)に随行した中臣氏及び藤原氏の祖神。

経津主命(ふつぬしのみこと)
日本神話に登場する磐筒男神(いわつつのおのかみ)と磐筒女神(いわつつのめのかみ)の子であり香取神宮の祭神。
葦原中国(あしはらのなかつくに)では武甕槌命(たけみかづちのみこと)と共に大国主命(おおくにぬしのみこと)に国譲りを承諾させた。”

武甕槌命(たけみかづちのみこと)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が十拳剣天之尾羽張で火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ/火神カグツチ)の首を斬りおとしたとき、剣の根元についた血が岩に飛び散り生まれた剣神。
葦原中国(あしはらのなかつくに)では經津主神(ふつぬしのかみ)と共に大国主命(おおくにぬしのみこと)に国譲りを承諾させた。

比売神(ひめのかみ)

ご神徳(ご利益)

病気平癒(腹部) 安産

景色

参道

一の鳥居をくぐると拝殿まで大谷石が敷かれた参道が続きます。
左右には二対の石灯篭と一対の狛犬、そしてその先に二の鳥居が建っています。

手水舎

拝殿

拝殿と二の鳥居の距離が近く社殿の全体像を写真におさめることができませんでした。

神楽殿

境内社と石碑

境内の左側手前には大小さまざまな石碑が建ち、奥には「大国主神社」「八坂神社」「織姫神社」が鎮座しています。
石碑の奥に見えるのはJR両毛線の踏切です。

アクセス

住所
栃木県足利市大前町1400
電話
0284-62-2371
駐車場
あり
最寄り駅
JR山前駅から約2.4㎞

 

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