金井神社
(かないじんじゃ)
下野市
金井神社は下野市の日光街道(奥州街道)小金井宿に鎮座する神社です。
「かない」という音から「夢叶い」の神社としても知られています。
ご由緒
当社は開拓の祖神である磐裂神根裂神をお祀りする。往古は旧金井村の字余又の地に鎮座し名称を虚空蔵宮と尊称していた。平安末期から鎌倉初期のある史に「この集落を小金井郷といふ。この地名小金の湧き出づる井戸に通づるの語源なり」とある。その後宝暦4年(1754年)に現在地に遷座し小金井宿本陣隣りの鎮守として発展した。
(参照:栃木県神社庁公式サイト他)
ご祭神
主祭神
磐裂神・根裂神(いわさくのかみ・ねさくのかみ)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が十拳剣で、妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)の死因となった火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)の首を斬ったとき、剣の先についた血が岩について化生した神。
配神
火産霊命(ほむすびのみこと)
譽田別命(ほんだわけのみこと)
稲倉魂命(いなくらたまのみこと)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
菅原道真公(すがわらみちざね-こう)
神倭磐余比古命(かむやまといわれひこのみこと)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
国常立命(くにのとこたちのみこと)
木廼花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)
ご神徳(ご利益)
景色
参道
国道沿いに建つ鳥居をくぐると拝殿まで朱塗りの灯篭が並びます。
参道脇には桜の木が植えられていて、春になると満開の花を咲かせ参拝者を迎えてくれます。
参道を拝殿に向かって進むと社務所の脇にハート形のおみくじ掛けがありました。
手水舎
拝殿
濡れ縁の朱色が鮮やかな入母屋造の拝殿には鐘紐が3本下がっています。
境内社
拝殿の手前には「天満宮・雷電神社・交通安全神社」の3社が合祀された社と八坂神社が並んでいます。
さいごに
金井神社は比較的交通量の多い国道4号線沿いに鎮座しているため、気を抜くと素通りしてしまう可能性があります。
鳥居をくぐった境内が駐車場ですので近づいたら注意して走りましょう。
アクセス
住所
栃木県下野市小金井1‐26‐16
電話
0285-53-1927
駐車場
あり
最寄り駅
JR小金井駅から約1.2㎞