愛宕神社
(あたごじんじゃ)
下野市
愛宕神社は下野市仁良川に鎮座する朱塗りの灯篭に囲まれた参道が美しい神社です。
静かな住宅地にあるため平日などは参拝者も少なくゆっくりお参りすることができます。
ご由緒
延喜中和田荘司房臣が創祀したもので、仁安中小山政光、建久中より結城朝光、正応中より坪山重広が相次いで崇敬した。結城家は十石の祀田を寄進し慶長中より佐竹義宣が崇敬したと伝える。本殿に刻まれし天狗の彫刻からも、火防鎮護の崇敬が厚かったことがしのばれます。(出典:栃木県神社庁公式サイト)
ご祭神
迦具土命(かぐつちのみこと)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の最後の子。
火の神が故に出産時、母である伊邪那美命に火傷を負わせ死なせたことから、父伊邪那岐命に十拳剣(とつかのつるぎ)天之尾羽張(あめのおはばり)で殺されてしまった。
ご神徳(ご利益)
景色
参道
朱塗りの灯篭が並ぶ参道です。
一之鳥居から二之鳥居まで左右30対合計60本の灯篭が奉納されています。
二之鳥居
二之鳥居とその奥の拝殿です。
振り返って撮った写真の灯篭外側に並ぶ木の切り株を見ると、以前は木々に囲まれた趣のある参道だったことがうかがえます。
手水舎
灯篭と同じく朱塗りの美しい手水舎です。ここにも朱塗りの灯篭が建っています。
拝殿
参道の突き当たりにある派手さのない落ち着いた拝殿です。
参拝時はちょうど屋根に日が差して神秘的な雰囲気を醸し出していました。
神楽殿
拝殿の手前にはやはり落ち着いた雰囲気の神楽殿があります。
境内
周辺は宅地として開発されてしまい木々も切られてしまっていましたが、それでも僅かに残る木々や境内の風景から昔は立派な杜に囲まれた神社であったのだろうことが想像できます。
さいごに
久しぶりに訪れた愛宕神社が鎮座する旧南河内町地区は、区画整理が進み新しい住宅も増えずいぶん風景が変わっていました。
今回とても気になった木の切り株が目立った参道脇がどう整備されるのか?
折を見てまた確認しに行こうと思います。
アクセス
住所
栃木県下野市仁良川1311
電話
0285-48-0139(八幡宮社務所)
駐車場
あり
最寄り駅
JR自治医大駅から3.2㎞