白鷺神社(上三川町)

神社

白鷺神社
(しらさぎじんじゃ)
上三川町

白鷺神社は1200年以上の歴史を持つ日本武尊を祀った神社です。
きれいに整備された境内には見所も多く触れば「厄・災」を祓ってくれるという12m超の巨大な平和の剣や翔舞殿、開運絵馬や神明の松など、ゆっくり時間をかけて参拝したい神社です。

ご由緒

延暦二年(783年)に疫病が大流行した時、日本武尊の神託によって国守平松下野守だった文野高島が疫病退散を祈願して一祠を建てて祀ったのが始まりと伝えられています。
のちに建長元年(1249年)、横田頼業による上三川城築城時、宇都宮の二荒明神の祭神 豊城入彦命を勧誘して相殿に祀りました。
康暦二年(1380年)小山義政が上三川城に進攻した時、明神の森を飛交う白鷺をたくさんの旗と見誤り退去したことで戦いを避けることができたことから白鷺明神と云われるようになったとの逸話が残っています。
(参照:白鷺神社公式サイト

ご祭神

主祭神

日本武尊(やまとたけるのみこと)
第12代景行天皇の皇子で、西国熊襲と東国蝦夷の征討を行われた伝説の神。

配神

大己貴命(おおなむちのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと)
豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)

ご神徳(ご利益)

交通安全 厄除 方位除

景色

参道の石段と神門

参道を進み石段に差し掛かり足を止めると、手前から左右対称に並んだ立派な石灯篭、狛犬と神門が一つのフレームに収まります。
神門の向こうにはわずかに拝殿を観ることもできます。

手水舎

白鷺の口から水が流れる手水岩は季節により様々なもので飾られています。

併設された案内板によると、神苑から湧き出る手水は「健康長寿」「金運」の金明水だということです。

開運大絵馬

毎年その年の干支が描かれた願いが叶う幸せの大絵馬が奉納されます。

明神鳥居と西参道手水舎

正面の神明鳥居とは別に駐車場側には明神鳥居が建ち手水舎も置かれています。

神橋と平和の剣・翔舞殿

神橋の奥に見える翔舞殿とその中に鎮座する日本一の平和の剣と日本武尊像です。
日本に平安をもたらした草薙の剣の霊力にあやかり世界の平和や祖国の繁栄などの願いを込め奉納されたそうです。

神楽殿

拝殿に向かって右手には神楽殿があり、
神社のお祭りの時には日本神話に基づいた太々神楽が奉納されます。

拝殿

時折小雨の降る日の参拝でしたので、拝殿に向かう参道の石畳が所々湿っています。

八坂神社

正面の神明鳥居をくぐるとすぐ左手に見えるのが八坂神社です。
例年7月に行われる天王祭(八坂祭)では、ご祭神である須佐之男命が神輿に乗り地域を神幸されます。

金明の松

拝殿左側には立派な松の木があります。

神苑から湧き出る金明水にちなんで金明の松と名付けられています。

白鷺天神

本殿左奥には菅原道真公をお祀りした白鷺天神があります。
受験生のお参りが多いのでしょう、たくさんの絵馬が奉納されていました。

さいごに

神社西側の道を利用する事も多く鳥居を見て以前から神社の存在は認識していました。
街中にある神社なのでコンパクトな境内を想像していましたが、実際初めて参拝してみるとゆったりとした境内のとても立派な神社で、翔舞殿に置かれた平和の剣の大きさに驚かされました。

国道新4号を宇都宮方面に向かって約6㎞のところには、FKDショッピングモールを核としてIPSビレッジ・IPSスタジアム・IPSステージなどのショッピングモールや映画館・大型ホームセンターなどが集まる北関東最大の郊外型商業施設の集合地区「宇都宮インターパーク」があります。
神社に参拝の後はこちらに立ち寄り食事や買い物もおすすめです。

画像は開店前のIPSビレッジ

アクセス

住所
栃木県河内郡上三川町しらさぎ1-41-6
電話
0285-56-4553

駐車場
あり
最寄り駅
JR石橋駅から5.2㎞

タイトルとURLをコピーしました