露垂根神社(佐野市)は、唐沢山城跡の入り口に鎮座する本殿の彫刻が素敵な神社です

神社

露垂根神社(つゆしねじんじゃ) 佐野市

露垂根神社は佐野市東部にそびえる唐沢山の麓に鎮座します。
落ち着いた色合いの境内に建つ色彩豊かな彫刻が施された本殿に目を引かれる神社です。

ご由緒

天慶5年(942年)、藤原秀郷公が安芸国厳島大明神を唐沢山に勧請。大永時に笠松山の中腹に奉移し、慶長時に現在地に遷座された。その後、大正8年には神饌幣帛料指定村社となった。
(参照:境内案内板)

ご祭神

主祭神

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)が誓約をしたとき須佐之男命の剣から生まれた三女神の中の一神で、金運や財運を高めるご神徳がある弁財天と同一の神様と考えられている。
田心姫命(たごりひめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)とともに「宗像三女神」と呼ばれる。

配神

天照大御神(あまてらすおおみかみ)
須佐之男命(すさのおのみこと)

ご神徳(ご利益)

金運上昇 技芸上達

執筆時点では確認できませんでしたので主祭神の主なご神徳を記載しました。

景色

参道と石段

拝殿に向かってまっすぐ続く参道とその奥の石段です。
左側に見える道路は唐沢山城跡(唐沢山神社)につながる県道唐沢山公園線です。

  手水舎

石段を登ると右手に手水舎があります。

拝殿

瓦屋根の小さいながらも重厚な拝殿では注連縄から下がる紙垂が風でなびいていました。

本殿の彩色された彫刻

境内の案内板にあった「竹林の七賢人」の彫刻で飾られた本殿は、覆屋に遮られることなくじっくり鑑賞することができます。

神楽殿

神楽殿は境内の西側の位置、手水舎の北側に建っています。
普段舞台は戸板で囲われているようです。

境内と摂社

社殿の周りには「四十九膳神社」という聞きなれない名前の神社をはじめいくつかの境内社が鎮座していました。

露垂根神社は、唐沢山神社に向かう道路沿いにありながらも気づかず通り過ぎてしまう人が多いようです。
それほど時間をかけず境内を一回りできるこじんまりとした神社ですので、唐沢山神社参詣の際には是非あわせてお参りして、鮮やかな色彩の彫刻を鑑賞してみてはいかがでしょう?

アクセス

住所
栃木県佐野市富士町1007
電話
0283-24-0233
駐車場
あり
最寄り駅
JR佐野駅から約4.9㎞

 

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