間々田八幡宮(小山市間々田)

神社

間々田八幡宮
(ままだはちまんぐう)
小山市

間々田八幡宮は江戸から日光への道程の中間である小山市南部に鎮座する源氏ゆかりの神社です
約2万坪におよぶ広大な敷地の一部は間々田八幡公園として開放され市民の憩いの場となっており、神社周辺の景観は『とちぎのふるさと田園風景百選』にも選定されました。

ご由緒

間々田八幡宮の創建は古く、今から約千二百有余年前の天平年間に勧請されたものと伝えられている。
正徳二年(1712年)六月神祇官より神階正一位の宣旨を受ける。
享和年間に失火し社殿ことごとく灰燼に帰したが嘉永四年(1851年)に至り現在の社殿を再建した。
(参照:間々田八幡宮公式サイト

ご祭神

誉田別命(ほんだわけのみこと)
仲彦天皇(仲哀天皇)の第四皇子で母は息長帯姫命(神功皇后)。
武運の神という一面から源氏が氏神とした八幡神としても知られ全国の八幡宮(八幡神社)に祀られている。

息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)
気長宿禰王(おきながのすくねのおおきみ)と葛城高顙媛(かずらきのたかぬかひめ)の子。
仲哀天皇の皇后であり応神天皇の母神である神功皇后。
巫女的な女性で仲哀天皇の死後、神の託宣に従って新羅を攻めた。

ご神徳(ご利益)

勝負必勝 厄除 安産

景色

参道

二之鳥居をくぐると下りの石段があります。石段を下りた右手の建物は授与所です。

石段を下りると拝殿に向かって石畳が続きます。
右手に広がる弁天池には宗形三女神を祀る厳島神社の朱塗りの祠が建っています。

石段

朱塗りの灯篭に沿って石畳を進むと社殿に向かうのぼりの石段があります。

手水舎

石段手前の手水舎です。
柚子が浮かべられている手水岩に季節を感じることができます。

拝殿

手前に一対の狛犬を配した拝殿にはご神灯にはさまれ3本の鈴緒がさがっています。

境内社

弁天池に鎮座する厳島神社をはじめ境内には多くの摂末社があります。

八龍神社には毎年5月に五穀豊穣や疫病退散を祈願して行われる祭り「間々田のじゃがまいた」で担がれる龍頭蛇体の巨大な蛇の5分の1模型が奉納されています。

拝殿右手の杜に建つ合社殿に鎮座するのはは淡島神社、愛宕神社、雷電神社です。

その他の見どころ

頼朝手植えの松

源頼朝が文治五年(1189年)奥州藤原氏征討の軍を率いて参拝した際に戦勝を祈願して植えた松です。
初代は明治38年(1905年)に枯死してしまい現在の松は3代目です。

無事かえる像

芭蕉句碑裏に書かれた江戸時代の病気平癒の故事を伝えるべく建立された三度笠姿のかえる像です。
病気平癒や旅行安全のご利益があるようです。

力石と土俵

芭蕉の碑

間々田八幡公園

境内東側は広大な間々田八幡公園になっています。
公園中央には大きなひょうたん池があり、そのまわりには忠魂碑や聖徳太子碑が建っています。

アクセス

住所
栃木県小山市間々田2330
電話
0285-45-1280
駐車場
あり
最寄り駅
JR間々田駅から約2.5㎞

タイトルとURLをコピーしました