胸形神社(小山市寒川)

神社

胸形神社
(むなかたじんじゃ)
小山市

胸形神社は小山市寒川の巴波川そばに鎮座する延喜式内社です。
例年1月には、着飾った7歳の女の子が造花で飾った花桶をかつぎ神輿の先導をする小山市指定無形民俗文化財の「花桶かつぎ」が行われます。

ご由緒

当社は創建古く、九州の宗像大社より当地に勧請されたものといわれろ延喜式内の一社です。
古くから寒川郷の総社として住民の尊崇あつく、かつては神田も多く、社殿も宏荘でしたが、中世以降は衰微しました。
また、風水害の被害も多かったため、改築修復を重ね現在に至つています。
(参照:境内案内板)

ご祭神

主祭神

田心姫命(たごりひめのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)の誓約により誕生した女神。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)とともに「宗像三女神」と呼ばれる。

配神

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
多岐津比売命(たぎつひめのみこと)

ご神徳(ご利益)

健康長寿 無病息災 子宝 安産

境内の景色

参道

鳥居と胸形神社のエノキ

鳥居の左手の「胸形神社」と彫られた標柱の場所にはかつて樹高23メートルの立派なエノキが立っていたようです。
残念ながら枯死してしまったようで、現在は昭和51年に天然記念物指定されたことを伝える案内板と栃木名木百選であることを示す表札だけが残されています。

手水舎

鳥居をくぐり左手に手水舎があります。

拝殿

狛犬と灯篭の先には歴史を感じさせる拝殿が建ちます。
軒下に架けられた神額もまた歴史を感じます。

石碑

境内に立つ石碑の一つに彫られた歌「旅先に 行くと知らずて 母父に 言申さずて 今ぞ悔しけ」は、万葉集に収められている当地出身の川上臣老作の歌です。

アクセス

住所
栃木県小山市寒川1730
電話
0285-38-0263
駐車場
あり
最寄り駅
JR間々田駅から約6.0㎞

タイトルとURLをコピーしました