富士山神社
(ふじやまじんじゃ)
宇都宮市
ご由緒
昔、下野国今泉郷開化住民農をもって生業としたが、ある年水が枯れ作物ができなかった。ここに地域の人々相集い遥かに富士浅間の社を拝し雨を祈ること七日七夜、すると大雨が降り草木や作物が蘇生した。人々は直ちに社を建て降雨祈願の場とした。(境内案内板より)
ご祭神
主祭神
木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)
大山祇神(おおやまつみのかみ)の娘。
天孫の邇邇芸命(ににぎのみこと)から求婚を受けた際、父大山祇神は「邇邇芸命の命が石のごとく永遠であり木の花が咲き誇るよう栄えるように」と姉の磐長姫命(いわながひめのみこと)と共に嫁がせようとしたが、邇邇芸命が醜い磐長姫命を送り返したため子孫である天皇の命は有限になってしまったといわれる。
富士山の神とされ、全国の浅間神社に祀られている。
配神
高龗神(たかおかみのかみ)
菊理姫命(きくりひめのみこと)
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
大日孁貴命(おおひるめのむちのみこと)
大海津美神(おおわたつみのかみ)
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
景色
祠
覆い屋の下に並び祀られた複数の石祠
境内
社号標
手水舎と大きな切り株
少し離れて建つ鳥居
富士山神社と公園を挟んだ一角に建つ鳥居
紙垂が奉納され大事に祀られている様子がうかがえる石祠
アクセス
住所
栃木県宇都宮市元今泉3-21-24
最寄り駅
JR宇都宮駅から約1.4㎞