鷲宮神社
(わしのみやじんじゃ)
栃木市
鷲宮神社は「せき止め」という珍しいご利益で有名な栃木市のお酉様です。
手水岩の上や石灯篭の上など境内には鶏の石像や「夢たまご」と呼ばれる大きなたまごの石像が奉納されています。
ご由緒
伝えられるところによれば大同3年(808年)の創建で、最初は思川の側にありましたが再三の洪水の為、朱雀天皇承平元年(931年)現在の地に遷宮したとされています。
古くから咳き止めの神様として信仰を集め、鎌倉幕府2代将軍源頼家公が百日咳になった際、二位尼君が鶏肉と卵断ちをして当社に祈願したところ、たちまち回復したという言い伝えが残っています。
(参照:鷲宮神社公式サイト)
ご祭神
天日鷲命(あめのひわしのみこと)
神産巣日神(かみむすびのかみ)4世孫の天背男命(あまのせおのみこと)の子で、阿波国を開拓し穀麻を植えて紡績の業を創始した阿波の忌部氏(いんべうじ)の祖神。
大己貴命(おおなむちのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
少名毘古那命(すくなびこなのみこと)と協力して葦原中国(あしはらのなかつくに)の国造りをし、大物主命(おおものぬしのみこと)を祀って国作りを完成させたとされる。
因幡の白兎や国作りなどの神話に登場することでも知られる出雲大社の御祭神。
ご神徳(ご利益)
景色
参道と神橋
一之鳥居をくぐるとすぐに色鮮やかな朱塗りの神橋を渡ります。
その奥にはやはり朱塗りの灯篭が並ぶ参道が拝殿まで続いています。
手水舎
鷲宮神社=お酉様ということもあり、拝殿手前にある手水舎では実物サイズの鶏の口から水が出ていました。
拝殿
長い注連縄が奉納された拝殿です。
両サイドには二対の狛犬と鶏が乗った一対の灯篭が建っています。
神楽殿
歴史を感じる木造の神楽殿がたくさんの境内社に挟まれ建っています。
夢たまご
たまごに手を置き願い事を心の中で3回唱えるとたまごの中で大きく育ち現実のものになるというありがたいたまごです。
境内社
神橋を渡ってすぐ右手にある祖霊社をはじめ境内には多くの境内社があります。
- 闇龗神社
- 御嶽神社
- 八龍神社
- 愛宕神社
- 八坂神社
- 稲荷神社
- 大杉神社
- 吾妻神社
- 金精神社
- 琴平神社
- 菅原神社
- 鹿島神社
アクセス
住所
栃木県栃木市都賀町家中451-2
電話
0282-27-1419
駐車場
あり
最寄り駅
東武日光線:家中駅から約2.5㎞