小林瀧尾神社(日光市小林)

神社

小林瀧尾神社
(こばやしたきおじんじゃ)
日光市

小林瀧尾神社は鬼怒川の西側、旧篠井村の田園地帯に鎮座する篠井村の総鎮守です
県道62号から標柱の建つ横道に入ると車道に建つ一之鳥居が見えてきます。

ご由緒

史実では500年以上の昔から瀧尾大権現と称し、日光山輪王寺の三仏堂のご神体と同様のものが伝えられている。
明治維新で村社瀧尾神社と改称されて、昭和10年には篠井村指定村社に昇格された。(参照:境内案内板)

ご祭神

大己貴命(おおなむちのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
少名毘古那命(すくなびこなのみこと)と協力して葦原中国(あしはらのなかつくに)の国造りをし、大物主命(おおものぬしのみこと)を祀り国作りを完成させたとされる。
因幡の白兎や国作りなどの神話に登場することでも知られる出雲大社の御祭神。

田心姫命(たごりひめのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)の誓約により誕生した女神。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)とともに「宗像三女神」と呼ばれる。

味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)と田心姫命(たごりひめのみこと)の子。
農業の神、雷神、不動産業の神として信仰される高鴨神社(奈良県御所市)などの祭神。

ご神徳(ご利益)

平穏無事 五穀豊穣

景色

参道

一之鳥居をくぐりしばらく車道を進むと一対の灯篭があります。
間を抜けさらに進むと、右手に二之鳥居と拝殿が見えます。

二之鳥居

手水舎

二之鳥居をくぐり左手にある手水舎には自然の岩をくりぬいた手水岩が置かれています。

拝殿

御神木

拝殿左側には高さ35m、目通り5.1mと案内されたご神木の杉の木が立っています。
その横に建つのは境内社の大杉神社と神輿舎です。

境内社

案内板によると、境内には高龗神社・稲荷神社・天満宮・大杉神社・男体社・戸隠神社・赤倉神社・深砂大王社・女体社の9つの分社神社が祀られているそうです。

仏像

ご神木の横には不動明王像が、社殿右手の建物内には仁王像が安置されていました。

アクセス

住所
栃木県日光市小林2169
電話
0288-26-8965
駐車場
あり
最寄り駅
JR下野大沢駅から約11.0㎞

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