靜神社(那珂川町馬頭)

神社

靜神社
(しずじんじゃ)
那珂川町

靜神社は、旧馬頭町の中心部にあった武茂城跡に鎮座する神社です。
境内につながる石段はとても急なため、迂回路として女坂と呼ばれるなだらかな参道も用意されています。

ご由緒

大同年間(806年~809年)誉田別命を祭神として字若宮に祀られていましたが、元禄年中(1688年~1703年)に徳川光圀公の命によって上郷地の山腹に遷座し、手力男命を併祀して静神社と称しました。
その後、明治6年に村社となり同33年に武茂城跡のこの地に奉遷されました。

ご祭神

誉田別命(ほんだわけのみこと)
仲彦天皇(仲哀天皇)の第四皇子で母は息長足姫命(神功皇后)。
武運の神という一面から源氏が氏神とした八幡神としても知られ全国の八幡宮(八幡神社)に祀られている。

手力男命(たぢからおのみこと)
神魂命(かみむすひのみこと)の孫とされる天岩戸神話に出てくる神。
素盞嗚命(すさのおのみこと)の乱暴な行いを悲しみ天岩戸にこもってしまった天照大御神(あまてらすおおみかみ)が少し外の様子をうかがった時、岩戸を開き手をとって引き出したとされる。

素盞嗚命(すさのおのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟で、高天原(たかまがはら)では悪、罪、穢(けがれ)の化身、葦原中国(あしはらのなかつくに)では開祖の神とされる。
三種の神器の一つ草那藝之大刀(くさなぎのたち)を天照大神に献上した。

ご神徳(ご利益)

国家鎮護 五穀豊穣 縁結び

境内の景色

参道の石段

鳥居をくぐると見上げるような急な石段が境内まで続いています。

急な石段を避け、迂回して参詣できるようになだらかな女坂もありました。

女坂を利用すれば、なだらかな坂道を通り社殿のすぐ手前まで登ることができます。

拝殿

杜の中に静かにたたずむ拝殿の横には騎馬武者の模型なようなものが奉納されていました。

境内社

境内からの眺め

境内からは那珂川町(旧馬頭町)の景色を一望できます。

武茂城跡

社殿の脇にある坂をさらに上ると武茂城の城址に行くことができます。

体力が残っていれば行ってみたかったのですが…。またの機会にしました。

アクセス

住所
栃木県那須郡那珂川町馬頭2576
電話
0287-92-3467
駐車場
あり
最寄り駅
JR烏山駅から約12.0㎞

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