行事神社(芳賀町西高橋)

神社

行事神社
(ぎょうじじんじゃ)
芳賀町

行事神社は芳賀町南西部の亀の子塚古墳に鎮座する神社で通称亀子権現さまです。
古墳は築造時期は古墳時代前期と考えられる前方後円墳で芳賀町で最も古い古墳の一つだそうです。

ご由緒

大同2年(807年)平城天皇の御代に、常陸国鹿島神宮に鎮座する武甕槌命を当地西高橋村亀甲山に勧請し、併せて大己貴命を奉斎し産土神とする。
(参照:境内案内板

ご祭神

武甕槌命(たけみかづちのみこと)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が十拳剣天之尾羽張で火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ/火神カグツチ)の首を斬りおとしたとき、剣の根元についた血が岩に飛び散り生まれた剣神。
葦原中国(あしはらのなかつくに)では經津主神(ふつぬしのかみ)と共に大国主命(おおくにぬしのみこと)に国譲りを承諾させた。

大己貴命(おおなむちのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
少名毘古那命(すくなびこなのみこと)と協力して葦原中国(あしはらのなかつくに)の国造りをし、大物主命(おおものぬしのみこと)を祀って国作りを完成させたとされる。
因幡の白兎や国作りなどの神話に登場することでも知られる出雲大社の御祭神。

ご神徳(ご利益)

執筆時点では確認できていません。

景色

参道・石段

鎮守の杜の間を細く長く伸びる参道の先に二の鳥居が見えます。
その先は途中三の鳥居を経て社殿まで石段が続きます。

二の鳥居と三の鳥居

シンプルな神明鳥居であった一の鳥居と異なり二の鳥居は扁額が掲げられた明神鳥居、三の鳥居は朱塗りの両部鳥居で立派な注連縄も掛けられています。

手水舎

拝殿

手前に長く伸びた軒が特徴的な社殿です。

正面右側の壁に「このスイッチを押すと、本殿の照明が約30秒点灯します。」と記されたボタンがあります。
ただ、残念ながら参詣時には故障中なのか点灯しませんでした。

境内社

境内には阿修羅像をはじめ数多くの石祠や石碑が建っています。

裏参道

境内東側の市道には裏参道の入り口があります。
こちら側には駐車スペースがありませんので近所の人たちが参拝に利用しているのでしょうか。

社務所と土俵

二の鳥居の右手には社務所と例祭の奉納相撲で使われる土俵があります。

アクセス

住所
栃木県芳賀郡芳賀町西高橋1737

駐車場
あり
最寄り駅
真岡鐡道多田羅駅から約8.8㎞

 

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