十二所神社(芳賀町東水沼)

神社

十二所神社
(じゅうにしょじんじゃ)
芳賀町

十二所神社は国道123号線から野元川に沿って北に進んだ田園地帯に鎮座します。
天神七代・地神五代あわせて一二代の神々を祀る神社で、その北側には6世紀の築造と推定されている藤山古墳が接しています。

ご由緒

本社創立未た詳にせす往古より東水沼郷の惣社にして明治5年村社に列せらる
(下野神社沿革誌より)
明徳4年(1393年)東水沼字免の内台藤山に勧請する。祭神は天神七代と地神五代の十二柱の神々を祀ることから十二所神社と称されている。
(参照:境内案内板)

ご祭神

主祭神

天神七代神地神五代神
天神七代神は天地開闢のとき生成した神々
地神五代神は天神七代に続き初代神武天皇以前に日本を治めたとされる五柱の神

天神七代神
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
国狭槌尊(くにのさつちのみこと)
豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)
埿土煮尊(ういじにのみこと)と
沙土煮尊(すいじにのみこと)
大戸之道尊(おおとのじのみこと)と
大苫辺尊(おおとまべのみこと)
面足尊(おもだるのみこと)と
惶根尊(かしこねのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と
伊弉冉尊(いざなみのみこと)

地神五代神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
天忍穂耳尊 (あまのおしほみみのみこと)
瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと)
彦火々出見尊 (ひこほほでみのみこと)
鸕鷀草葺不合尊 (うがやふきあえずのみこと)

天神七代神の埿土煮尊以下八柱は2神で一代と数える。

ご神徳(ご利益)

執筆時点では確認できていません。

景色

参道の石段

一の鳥居とそこから続く100段あまりの石段です。
画像右端に見える案内板には「藤山古墳」と書かれています。

二の鳥居

一の鳥居からの石段を登りきったところに二の鳥居が建っています。
その先には数段の石段と石燈籠や狛犬があり、その先に社殿が建っています。

手水舎

拝殿

一対の狛犬に護られた落ち着きのある拝殿です。

神楽殿

神楽殿は境内から石段4段分高くなった場所に建てられています。

境内社(お堂)

本堂の覆い屋の脇には朱塗りの祠が建てられています。
また、一の鳥居の横にはやはり朱塗りのお堂と南無阿弥陀佛と彫られた石碑が建っています。

アクセス

住所
栃木県芳賀郡芳賀町東水沼1644

駐車場
あり
最寄り駅
真岡鐡道多田羅駅から約8.6㎞

 

タイトルとURLをコピーしました