芳賀安住神社(芳賀町下高根沢)

神社

芳賀安住神社
(はがやすずみじんじゃ)
芳賀町

芳賀安住神社は、芳賀工業団地の東の端に鎮座する神社です。
境内にそびえ立つ御神木は、とちぎ名木百選「下高根沢安住神社のけやき」です。

ご由緒

奈良時代前期白鳳時代、第45代聖武天皇の御代神亀元年(724年)芳賀親字一の宮として、素盞鳴命、大己貴命、少彦名命の御三柱を祭神に鎮座しています。
数度改修をした後元禄13年(1700年)に再建し、更に明治三十一年(1898年)に本殿屋根(銅版葺)等の大修繕をしました。
(参照:境内案内板)

ご祭神

素盞嗚命(すさのおのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟で、高天原(たかまがはら)では悪、罪、穢(けがれ)の化身、葦原中国(あしはらのなかつくに)では開祖の神とされる。
三種の神器の一つ草那藝之大刀(くさなぎのたち)を天照大神に献上した。

大己貴命(おおなむちのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
少彦名命(すくなひこなのみこと)と協力して葦原中国(あしはらのなかつくに)の国造りをし、大物主命(おおものぬしのみこと)を祀って国造りを完成させたとされる。
因幡の白兎や国作りなどの神話に登場することでも知られる出雲大社の御祭神。

少彦名命(すくなひこなのみこと)
日本書紀では高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)の子、古事記では神産巣日神(かみむすびのかみ)の子とされる農業・酒造・医薬・温泉の神。
大己貴命(おおなむちのみこと)と協力して葦原中国(あしはらのなかつくに)の国造りをし、のちに常世国へと渡り去った。

ご神徳(ご利益)

商売繁盛 厄除 開運 健康長寿

景色

参道

一之鳥居をくぐると拝殿に向かって長い参道が伸びています。
途中に建つ絵馬掛けにはたくさんの絵馬が奉納されていました。

手水舎

拝殿の手前右側に狛犬や石灯篭と並んで手水舎があります。
後ろに見える紙垂のかけられた木はご神木のけやきです。

拝殿

長い参道の突き当りにある拝殿は開放的なつくりになっており、奉納された多数の絵馬などを拝観することができます。

境内社

参道途中左手にある鳥居は下原稲荷神社です。
石段を登ったお社の前には大きな狐が奉納されています。

下原稲荷神社の他にも、境内には琴平神社、大杉神社、八坂神社、天満宮などが祀られています。

要石

拝殿裏手には要石があり、その傍らには「御祭神御降臨地」の碑が建っています。

アクセス

住所
栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢4079
電話
028-677-1353
駐車場
あり
最寄り駅
JR宇都宮駅から約12.0㎞

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