髙椅神社
(たかはしじんじゃ)
小山市
髙椅神社は料理の神様が祀られた調理師などからの信仰を集める小山市の南東部の式内社です。
鯉の明神様とも呼ばれ、道を挟んだ敷地にある千年の池には「鯉の里親名一覧」と書かれた案内板がありました。
ご由緒
社伝によると、景行天皇41年(111年)日本武尊が東征の際に国常立尊・天鏡尊・天萬尊を勧請し戦勝を祈願したのが起源。
景行天皇の戦跡巡視時、老齢のためこの地に留まりその後支配した膳臣・磐鹿六雁命の末裔高橋氏が、天武天皇12年(684年)高橋朝臣の姓を授けられ祖神・磐鹿六雁命を合祀して高椅神社と称した。
(参照: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
ご祭神
主祭神
磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)
日本書紀等に伝わる孝元天皇の皇子大彦命(おおひこのみこと)の孫。
古代に天皇の食事を作ることを任とした膳氏(かしわでし:後の高橋氏)の祖先とされる伝説的人物。
配神
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
天鏡尊(あまのかがみのみこと)
天萬尊(あまのよろずのみこと)
ご神徳(ご利益)
境内の景色
参道
一対の石灯篭から朱塗りの灯篭が続く参道です。奥には楼門が見えます。
手水舎
参道を進んだ楼門の手前には太い柱が特徴的な手水舎があります。
鳥居と楼門
明和7年(1770年)に結城城主水野氏の寄進により再建されたとされる楼門には、龍をはじめいくつもの鮮やかな彫刻が施されています。
社殿と神楽殿
庖魂碑
料理の神様が祀られているということで包丁を供養する塚があります。
境内社
社殿を囲むようにいくつもの祠が祀られています。
千年の池
境内の南にある、「鯉・恋ロード」と名付けられた道を進んだ池のほとりには鯉と恋をかけたハートの看板がありました。
アクセス
住所
栃木県小山市高椅702
電話
0285-49-0159
駐車場
あり
最寄り駅
JR水戸線:東結城駅から約4.8㎞