瀧尾神社(日光市今市)

神社

瀧尾神社
(たきのおじんじゃ)
日光市

今市瀧尾神社は、日光市(旧今市市)の中心部に鎮座する今市総鎮守です。
境内を流れる小川に架けられた叶願橋では恋愛成就や子授け等を願うことができます。

ご由緒

天応2年(782年)に勝道上人が日光二荒山上男体山に二荒山大神を祀ったのと同時に瀧尾神社も祀られたのが始まりてされます。
その後、人皇102代後花園天皇寛正元年(1460年)に改築され、明治10年には近郷十八カ所(旧今市市と旧日光市の一部)の郷社に列せられました。
(参照:境内ご祭神ご由緒案内碑)

ご祭神

田心姫命(たごりひめのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)の誓約により誕生した女神。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)とともに「宗像三女神」と呼ばれる。

大己貴命(おおなむちのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
少名毘古那命(すくなびこなのみこと)と協力して葦原中国(あしはらのなかつくに)の国造りをし、大物主命(おおものぬしのみこと)を祀って国作りを完成させたとされる。
因幡の白兎や国作りなどの神話に登場することでも知られる出雲大社の御祭神。

味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)と田心姫命(たごりひめのみこと)の子。
農業の神、雷神、不動産業の神として信仰される高鴨神社(奈良県御所市)などの祭神。

ご神徳(ご利益)

身体健全 子授け 安産 学業成就

景色

参道

一之鳥居をくぐると参道が社殿に向かってまっすぐ伸びています。

途中二之鳥居の手前には胸板の厚い一対の狛犬が奉納されています。

手水舎

二之鳥居の手前に手水舎があります。

参拝時には水面にきれいな花を浮かべ飾られていました。

拝殿

一之鳥居からまっすぐ伸びた参道の突き当りに、賽銭箱と少し離れて拝殿があります。

左には大己貴神・田心姫神・事代主神の像が奉納されています。

境内社

社殿の右手に進むと多くの境内社が並びます。

奥宮の前にひっそりと立つ明神鳥居は日光市の指定文化財になっているようです。

叶願橋

参道の途中には水のきれいな小川が流れています。
そこに架けられた橋は叶願橋と呼ばれ、商売繁盛・恋愛成就・子授け等を願うことができます。

御神水

駐車場に面して大室高靇神社の「靇の水」に続く日光名水のお水取り二番関所があり、ご神水「やくめい水」を汲むことができます。

アクセス

住所
栃木県日光市今市531
電話
0288-21-0765
駐車場
あり
最寄り駅
東武日光線:上今市駅から1㎞以内

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