高龗神社(宇都宮市芦沼町)

神社

高龗神社
(たかおじんじゃ)
宇都宮市

高龗神社は宇都宮市北部(旧上河内町)の鬼怒川に近い田園地帯に鎮座します。
「東芦沼神社前」という最寄りのバス停の名前が示すとおり、地元では「東芦沼神社」という名で親しまれています。

ご由緒

応仁元年(1467年)に創建され高龗神を御祭神とする。
鬼怒川右岸広がる水田地帯にあり早魃時には雨祈を増水時には洪水除けを行い、秋の豊かな実りを願って祀られた。
樹齢500年以上と伝えられる杉が3本茂り静寂の中に崇高な神威をより一層高めている。
(参照:栃木県神社庁公式サイト)

ご祭神

高龗神(たかおかみのかみ)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)がその子軻遇突智(かぐつちのみこと)を斬った際に出生した龍神であり、闇龗神(くらおかみのかみ)とともに水をつかさどる神。
京都の貴船神社のご祭神。

軻遇突智命(かぐつちのみこと)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の最後の子。
火の神が故に出産時、母である伊邪那美命に火傷を負わせ衰弱死させたことから、父伊邪那岐命に十拳剣(トツカノツルギ)天之尾羽張(アメノオハバリ)で殺されてしまった。

ご神徳(ご利益)

五穀豊穣 家内安全 開運厄除

景色

参道と手水舎

参道はコンクリートで舗装されており、左手にある手水舎の先には大小2対の狛犬と新旧ふたつの拝殿が整然と並んでいます。

拝殿

一対の石灯篭の先のある拝殿は扉が解放され、お社の内部を拝むことができるようになっていました。

神庫

拝殿の左手には神庫があります。
この建物は旧拝殿が保存されたものだそうです。(画像手前は伐採された御神木の杉)

境内社

境内には小さな石祠がたくさん並んでいました。

御神木(東芦沼神社大杉)

神庫の前に立つのが樹齢500年という高龗神社の三本杉(東芦沼神社大杉)です。
宇都宮市指定天然記念物に指定されたものでしたが、現在は残念ながらそのうちの2本は伐採されており1本だけが残った状態になっていました。

アクセス

住所
栃木県宇都宮市芦沼町970
電話
028-674-4055
駐車場
あり
最寄り駅
JR氏家駅から約5.0㎞

 

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