磐裂根裂神社
(いわさくねさくじんじゃ)
壬生町
磐裂根裂神社は壬生町と宇都宮市の境界付近に鎮座する「いわねさん」の愛称で親しまれる長寿の神水が湧き出る神社です。
亀塚古墳という場所に鎮座することもあり亀の像をたくさん見ることができます。
ご由緒
磐裂根裂神社は、元亀元年(西暦1570年)創建され、正一位の位を授かりました。
亀塚古墳に鎮座されております本殿は栃木県指定文化財になっております。
亀塚という名称は、その昔この辺りで、崇神天皇の皇子が永く住まれ長生きされたため「長寿=亀」亀塚と呼ぶようになりました。(参照:磐裂根裂神社公式サイト)
ご祭神
主祭神
磐裂神・根裂神(いわさくのかみ・ねさくのかみ)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が十拳剣で、妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)の死因となった火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)の首を斬ったとき、剣の先についた血が岩について化生した神。
配神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
火産霊大神(ほむすびのおおかみ)
武槌大神(たけみかづちのおおかみ)
建御名方大神(たけみなかたのおおかみ)
ご神徳(ご利益)
景色
参道
二之鳥居から社殿に向かう参道です。
季節柄参道の脇には黄色く色づいた落ち葉がたくさん落ちていました。
狛犬(亀?)
二之鳥居の手前には狛犬が奉納されていますが、その奥に左右一対の亀の石像(狛亀?)が奉納されています。
夢福神と亀の像
二之鳥居をくぐってすぐ左側の鳥居の奥には亀の石像の上に夢福神が鎮座しています。
県内複数の神社にある夢福神ですが、こちらのご利益は健康長寿だそうです。
手水舎
手水舎には干支ごとに12の柄杓が用意されており、境内地下より汲み上げた長寿の神水を自身の干支の柄杓で飲むことで1年間健康で長生きできるといわれています。
社殿
石段を上った突き当りの社殿です。
右側に七福神めぐりのスタート地点になる小さな赤い鳥居がみえます。
神楽殿
参拝時はコロナ退散を祈念したアマビエなどのイラストが奉納されていました。
七福神めぐり
社殿右側の小さな鳥居からは、境内奥の杜に鎮座する七福神を恵比須様から布袋様まで順にめぐることができます。
境内社
上記ご祭神の他にも以下のような境内社にお参りすることができます。
- 大杉神社
- 若宮神社
- 稲荷神社
- 天満宮
- 八坂神社
- 白山神社
さいごに
ご由緒にもあるように、元亀元年(西暦1570年)創建され亀塚古墳に鎮座されているということで、境内各所に亀の像が奉納されていました。
亀は健康長寿の象徴ですので、これまでの健康に感謝しこれからの健康をお祈りしてきました。
アクセス
住所
栃木県下都賀郡壬生町安塚1772
電話
0282-86-5253
駐車場
あり
最寄り駅
東武宇都宮線:安塚駅から約2.5㎞