生駒神社(矢板市玉田)

神社

生駒神社
(いこまじんじゃ)
矢板市

生駒神社は矢板市と塩谷町を結ぶ県道の途中にある細い山道を進んだ深い森の中に鎮座する勝善さまと呼ばれ親しまれる神社です。
周りを高い木々に囲まれた境内は生活音など一切聞こえず、まるで異世界に紛れ込んだような感覚を覚えることができます。

ご由緒

神社沿革によると、人皇七十六代近衛天皇の御世に白面九尾狐が四隣各地を荒し住民が戦々恐々の生活を送る中、その討伐を命じられた第三王子の勝善親王は士卒を引き連れて此の玉田の里を本陣としました。
親王自ら陣頭に立ち奮戦力闘するも頑強に抵抗されたため、その使命を達成する方法を豊受姫命に懇情祈願し仰せの通りにしたところ悪狐はたまらず那須野原に飛行し殺生石になったと伝えられています。
(参照:境内掲示板案内書類)

ご祭神

豊受姫命(とようけひめのみこと)
伊弉冉神(いざなみのかみ)から生まれた和久産巣日神(わくむすびのかみ)の子であり食物・穀物を司る女神。
天孫降臨の後、外宮の度相(げくうのわたらい)に鎮座した伊勢神宮外宮のご祭神。

勝善親王(かつぜんしんのう)
人皇76代近衛天皇の命により各地を荒らしていた白面金毛九尾狐を討伐するため派遣された一条勝善親王。

瓊瓊杵命(ににぎのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫であり後に木花之開耶姫 (このはなのさくやひめ) を娶る穀霊神。
祖父高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の命により葦原中国の主として三種の神器を奉じて高天原から降臨した。

猿田彦命(さるたひこのみこと)
天孫降臨の際に瓊瓊杵命(ににぎのみこと)を道案内した国津神。
伊勢国にある五十鈴川のほとりに鎮座したといわれ、のちに庚申信仰や道祖神とむすびつけられ信仰された。
配偶者は天宇受売命(あめのうずめのみこと)。

ご神徳(ご利益)

執筆時点では確認できていません。

景色

参道

県道から拝殿へと続く参道です。
境内まで自動車で進入することはできますが砂利が敷かれただけの細い山道ですので通行には注意が必要でしょう。

手水舎

境内の深さ20メートルの底を流れる水は「勝善水」と呼ばれ、昔から近所の井戸水が出ない時でも涸れないと伝わるご神水です。
参詣時にはブルーシートがかけられ覗くことはできませんでした。

社殿

細い道を進んだ先の開けた境内にポツンと佇む社殿には馬の絵が描かれた神額がかけられていました。
本殿には覆い屋もなくゆっくり鑑賞することができます。

神楽殿

境内

鳥居をくぐりすぐのところには古く大きな石碑や石灯篭が、さらに進むと境内社などの建物が並んでいます。

さいごに

森の中にひっそりと佇む静かな神社でした。
入り口が少しわかりにくいですが、県道から砂利道に入り墓地を横目に藪の中を進むとほどなくたどり着くことができます。

県道沿いにある入り口の看板は「生駒神社」ではなく「勝善神社」となっていますので注意が必要かもしれません。

アクセス

住所
栃木県矢板市玉田169
電話
0287-48-2708

駐車場
あり(境内)
最寄り駅
JR片岡駅から約3.4㎞

 

タイトルとURLをコピーしました