大宮神社
(おおみやじんじゃ)
塩谷町

大宮神社は塩谷町の南部県道63号(宇都宮藤原線)大宮上交差点付近に鎮座する天然記念物のしだれ桜が目を引く神社です。
現在は大宮神社ですが元の社名が高龗大明神だったため拝殿の神額には正一位高龗大明神と刻まれています。
ご由緒

第50代桓武天皇の御代延暦23年南部の僧玄慶和尚が軻遇突智命を勧請し創建した。
明治5年摂社八坂神社の現境内地に遷座 明治9年大宮神社境内と改め明治42年指定村社となる。(参照:境内案内板)
ご祭神
主祭神
軻遇突智命(かぐつちのみこと)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の最後の子。
火の神が故に出産時、母である伊邪那美命に火傷を負わせ衰弱死させたことから、父伊邪那岐命に十拳剣(トツカノツルギ)天之尾羽張(アメノオハバリ)で殺されてしまった。
配神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
ご神徳(ご利益)
景色
参道

よく手入れされた境内に参道の石畳がまっすぐに伸びています。
左側には拝殿同様あずき色の壁や扉が印象的な境内社と神庫が建っています。
手水舎

拝殿

拝殿の軒下にはいくつもの還暦祝いの額が奉納されています。
参道脇だけでなく本殿覆屋両脇にも狛犬が奉納さえていました。

境内社


社殿両脇には「入坂神社」と「加婆山神社」の集合社やいくつもの石祠が立ち並びます。
また、拝殿右側に建つ石碑には「事代主大神」「大国主大神」と彫られています。


みどころ

鳥居の前には町天然記念物のしだれ桜があります。
たくさんの支柱で支えられ大切に管理されているこの桜の樹齢は180年を超え、町内で最も大きく最も歴史のある里桜だそうです。
アクセス
住所
栃木県塩谷郡塩谷町大宮2325
電話
0287-46-0248
駐車場
あり
最寄り駅
JR片岡駅から約7.1㎞


