国神神社(茂木町山内)

神社

国神神社
(くにかみじんじゃ)
茂木町

国神神社は国道123号線を東に向かった茨城県との県境付近に鎮座する神社です。
日本で唯一ここだけで行われるという「痔」の予防と平癒を祈願する奇祭「痔かたまじない」が有名です。

ご由緒

天平宝字元年(757年)出雲杵築神社より分神、大己貴命「大国主命」小彦名命斎主命をお祀りしている。
(参照:境内案内板)

ご祭神

主祭神

大己貴命(おおなむちのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
小彦名命(すくなひこなのみこと)と協力して葦原中国(あしはらのなかつくに)の国造りをし、大物主命(おおものぬしのみこと)を祀って国作りを完成させたとされる。
因幡の白兎や国作りなどの神話に登場することでも知られる出雲大社の御祭神。

配神

小彦名命(すくなひこなのみこと)
斎主命(いわいぬしのみこと)

ご神徳(ご利益)

産業開発 開運 痔の治癒

景色

参道

道路に面した一之鳥居をくぐると、背の高い木々が鬱蒼と茂る杜の中拝殿に向かって真っすぐ参道が伸びています。

ただ参拝者により踏み締められただけの参道は古の風景を想像させます。

手水舎

鶏と卵の石像が置かれた手水舎です。

卵はこの神社で行われる「痔かたまじない」というお祭りで使われるようです。

「痔かたまじない」とは
陰暦6月1日(むけつついたち)に行われる天下の奇祭で、卵を持ち寄りご祈祷の上、食すると不思議に痔が治癒するという。(引用:境内案内板)

拝殿

石垣が詰まれ一段高くなった場所にある拝殿は下から見上げた景色が素敵でした。

境内社と石碑

参道の途中を左に折れて進むとお墓があり、その先に石の鳥居が建っています。
鳥居をくぐり坂道を上ると、名前もご祭神もわからないお社が建っていました。

さいごに

駐車場は県道171号を北進し一之鳥居を過ぎた左手に数台分あります。(火の用心と書かれた建物の向かい)
一之鳥居の左側にはそれっぽい道があるのですが、うっかり普通車で侵入すると戻るのに苦労しますので注意が必要です。

アクセス

住所
栃木県芳賀郡茂木町山内1034
駐車場
あり
最寄り駅
真岡鐡道:茂木駅から約9.6㎞

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