たばこ神社
(たばこじんじゃ)
茂木町

ご由緒
たばこ産業を担った専売公社の敷地には「御園神社」という古社があり豊受大神が祀られ信仰を集めた。
昭和24年に日本専売公社発足にあたり、茂木町の象徴でもある城山の地に「たばこ神社」として祀られることになり、その後、二宮尊徳翁・日光二荒山神社の三神が合祀され現在に至る。(参照:境内案内板)
ご祭神
主祭神
豊受大神(とようけのおおかみ)
伊弉冉神(いざなみのかみ)から生まれた和久産巣日神(わくむすびのかみ)の子であり食物・穀物を司る神。
天孫降臨の後、外宮の度相(げくうのわたらい)に鎮座した伊勢神宮外宮のご祭神。
二宮尊徳翁(にのみやそんとく-おう)
経世済民を目指して報徳思想を唱え、報徳仕法と呼ばれる農村復興政策を指導した江戸時代後期の農政家であり思想家。
正確には「にのみやたかのり」と読むのだが「にのみやそんとく」で広く知られている。
大己貴命(おおなむちのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
少名毘古那命(すくなびこなのみこと)と協力して葦原中国(あしはらのなかつくに)の国造りをし、大物主命(おおものぬしのみこと)を祀って国作りを完成させたとされる。
因幡の白兎や国作りなどの神話に登場することでも知られる出雲大社の御祭神。
田心姫命(たごりひめのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)の誓約により誕生した女神。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)とともに「宗像三女神」と呼ばれる。
味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)と田心姫命(たごりひめのみこと)の子。
農業の神、雷神、不動産業の神として信仰される高鴨神社(奈良県御所市)などの祭神。
景色
拝殿

境内
拝殿脇に建つ記念碑
拝殿から見下ろした茂木の街並みと遠くの山々
たばこ神社と隣接して建つ忠魂の碑
アクセス
住所
栃木県芳賀郡茂木町小井戸
駐車場
あり
最寄り駅
真岡鐡道茂木駅から約1.2㎞


