三ノ宮神社
(さんのみやじんじゃ)
真岡市

三ノ宮神社は茨城県桜川市につながる県道119号沿い小林南交差点角に鎮座します。
変則交差点に建つ鳥居は真岡市から向かうと公民館の陰に隠れており、油断していると見逃がしてしまうかもしれません。
ご由緒
本社創立詳かならす。元三宮と云う所に勧請在りしを元禄年間(1688年~1704年)今の地に奉移し別当善福寺を建て奉仕せしめ明治10年(1877年)今の本社拝殿華表等を再築せりと。(参照:下野神社沿革誌)
ご祭神
主祭神
伊邪那美命(いざなみのみこと)
日本神話などに登場する女神で神世七代の7代目。
天津神(あまつかみ)の命により伊弉諾尊(いざなぎのみこと)とともに国生み・神生みなど創造活動のほとんどすべてを行った。
火の神である迦具土命(かぐつちのみこと)を産んだ際に火傷を負って亡くなり、黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉津大神(よもつおおかみ)となった。
速玉之男命(はやたまのおのみこと)
伊弉諾命(いざなぎのみこと)が黄泉から帰る際に吐いた唾から生まれた漲る生命力を象徴する神。
熊野神の一柱であり熊野三社および全国の熊野神社に祀られている。
予母都事解之男命(よもつことさかのおのみこと)
伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が黄泉平坂で永遠の別れをした時に掃き払ったところから生まれた悪縁消除を象徴する神。
熊野神の一柱であり熊野三社および全国の熊野神社に祀られている。
景色
二の鳥居と参道


拝殿につながる参道には大小さまざまな3対の石灯篭が並んでいます。
水盤

手水舎は無く2番目と3番目の石灯篭の間に水盤が置かれていました。
拝殿

屋根も含め朱塗りの拝殿には「三」と「宮」の字の間に後から小さく「ノ」の字が書き足されたような額が掛けられていました。

神楽殿

神輿庫

境内の東部には背の高い神輿庫の建物が建てられています。
境内社


拝殿周りには境内社が2社鎮座しています。
また、東側を通る道路沿いにはちいさなお堂と石碑が建っています。
アクセス
住所
栃木県真岡市小林551-1
駐車場
あり
最寄り駅
真岡鐵道真岡駅から約3.8㎞


